連鎖のDCG

主にDCGについて書くブログだった。今はメギド72やVtuberに関してもちょっと書く。

【Shadowverse】シャドウバースの良いところ、すごいところ

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2000万ダウンロードを迎えたデジタルカードゲーム『Shadowverse』。上から数えた方が早いほど成功したタイトルです。

 

流行っているということは職場、あるいは学校などで話題になることもあるでしょう。しかし「シャドウバースを話題にして仲良くしたいのに、どう褒めれば良いか分からない!?」という人がいるかもしれません。

 

そこで今回は質のいいゲーム故に見落とされがちなシャドウバースの美点について特集します。

 

ポイント1:最高クラスのグラフィック・演出

カードゲームにおいて「このカードがカッコイイ!カワイイ!」というのはプレイヤーの最も重要なモチベーションの一つです。 どんなに優れたゲームでも見た目が良くないと楽しさは半減してしまいます。

 

しかしシャドウバースにそんな心配は無用です。カードイラストはもちろんのこと、バトルステージの3Dグラフィックやメニュー画面、パック開封画面に至るまで力の入った優れたグラフィック・演出を積んでいます。

 

カードイラストを『神撃のバハムート』から再利用して始まったシャドウバースですが、最近は描きおろしのカードが新規に投入されるなど、ますます注目です。

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プレイヤーキャラのアニメーションとバトル中の進化演出。美麗な演出がスマホでもサクサク動きます。 

 

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パック開封画面。音を立てて動く歯車の影が見えます。重厚なケースからカードが取り出される演出もデジタルならでは。

 

ポイント2:初心者に優しいゲームデザイン

結論から言うと、シャドウバースは「デザイナーズコンボと進化システムによって初心者に優しく、運の要素で格上食いもできて素晴らしい」ゲームです。

 

カードの能力を考える時「このカードはこれとセットで使うと強い!」と公式から意図的に決められているコンボを『デザイナーズコンボ』と言います。シャドウバースはこのデザイナーズコンボが強くなるように設計されています。そのため、公式が意図したデッキタイプが強くなり、バトル環境でも台頭します。

 

デザイナーズコンボの長所は「プレイヤーがそのコンボを発見しやすいこと」です。カードゲームが上達した人ほどこの長所を軽視しがちですが、この長所は非常に大切です。なぜなら、シャドウバースを始めるプレイヤーの全てがカードゲーマーとして鍛えられているわけでは無いからです。

 

 仮に公式すら意図しなかった見つかりにくい『ヒミツのコンボ』が有ったとしましょう。初心者は『ヒミツのコンボ』を見つけることが出来ません。『ヒミツのコンボ』を使えないプレイヤーは当然その楽しさを知らないまま過ごすことになります。楽しくないですね?だからコンボの見つかりやすさはとても大切なんです。

 

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『進化システム』も初心者に優しい要素です。召喚酔いで即座に行動できないフォロワーを進化させることで、即席の除去カードとして活用できます。

 

他のカードゲームでは相手のフォロワーを除去するためのカードとそうでないカードの配分、言うなれば「除去の配分」についてプレイヤーが悩むことになります。しかし、『進化システム』が「除去の配分」をギチギチに切り詰めなくても大丈夫なようにさせてくれるのです。

 

運の要素で「実力が自分より高いプレイヤーを倒す」=『格上食い』が出来ることも楽しさの一つです。実力の違いで最初から勝負が決まるのはつまらないのです。

 

運ゲーを批判する人もいますが、それは多くの場合その人が負けて悔しいから批判しています。全てが実力通りに決まったら、初心者にずっと「負けた悔しさ」を押し付けることになります。

 

 シャドウバースのゲーム性への批判は世にあふれています。しかし鵜呑みにし過ぎてはいけません。むしろ初心者には優しいゲームデザインとなっています。

 

ポイント3:配布の豊富さ

シャドウバースは配布が豊富です。

 

納得いくまで強いデッキを作りたい場合は流石に課金しないとダメですが、「たくさん配られている感」は実感できます。ケチな感じはまるでしません。それだけ配っても儲かる仕組みが出来ているんでしょうね。

 

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ミッションの 他に累積のバトルポイント報酬もあります。プレゼントを経由せず直接もらえるところもポイントが高いです。

 

ポイント4:先行入力にも耐えるプログラム

DCGに慣れてくると「次に何をするべきか?」の判断が素早くなるため、操作の先行入力をしがちになります。

 

シャドウバースは先行入力しまくりでも平気で順番に処理して行ってくれます。地味に技術力の出るところなので、優秀なプログラマーが揃っているのでしょう。

 

※ 進化して攻撃する先行入力はできなくなっているようです。以前はできたのですが、バグを防ぐ措置でしょう。

 

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攻撃しながら次に出すフォロワー達を出待ちさせる様子。 今現在の見た目で場所が埋まっていても、「すでに場に居るフォロワーが倒れて場所が空くから新たにフォロワーを出せる」というのをスタックして処理してくれます。これで止まらないというのが凄い。

 

ポイント5:優れたユーザーインターフェース

ユーザーインターフェース(UI)とは、プレイヤーがゲームの機能を使うために必要な情報配置、画面配置のことです。優れたUIは「どこに何のボタンがある?」とか「この情報を知るにはどこを見ればいい?」というプレイヤーがゲームをする上で当然の疑問に答えてくれます。

 

シャドウバースだけをプレイしていると気が付きにくいですが、シャドウバースのUIは非常に便利な作りになっていて快適です。他のアプリだと「画面の移動が遅いな~」とか「カードの効果が見にくいな~」とかあったりするのですが、シャドウバースはそういうことを感じさせません。

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デッキリストの編集からデッキの順番を変更できる機能もうれしいです。

 

ポイント6:高度な連携機能

シャドウバースは別のデバイス間でのプレイデータ連携が容易です。スマホ同士はもちろん、PC版と連携も可能です。

 

フェイスブックアカウントによる連携とGoogle PlayApp Store)のアカウント連携など複数の連携候補を備えているのも便利です。

 

一回アンインストールしたけどもう一回入れなおした時もすぐに昔のアカウントを呼び出せますし、一度連携してしまえばわずらわしいこといちいちせずに勝手にデータを同期してくれます。めちゃくちゃ便利です。

 

 終わりに

イベントに興味が無い相手にも話せる内容を中心に記事をまとめたので割愛しましたが、シャドウバースはプロリーグや大会などもすごいです。

いかがでしたか?シャドウバースの良いところを確認できたなら幸いです。