ダダドゥ、THE END講座
今回は《次元修正 ダダドゥ》とダダドゥが変身したユニット《THE END》について書いていきます。
次元修正ダダドゥの変身条件
《次元修正 ダダドゥ》はゲーム開始時にGCのユニットがダダドゥと《終戦のオルディア》のみデッキに入っているとオーバーヒートで場に出したとき《THE END》に変身します。つまりゲームチェンジャースペルは入れることが出来ます。
THE ENDの効果
ガーディアンで、単体を指定するスペルや能力の対象になりません。この部分だけ見てもでかいソドム2のようなもので十分厄介ですが、最も厄介で特殊なのが3番目の効果です。ユニット1体で攻撃するか、カード1枚を使うか、実質的に1ターン1行動を強いてくる効果です。THE ENDを倒した直後にもこの効果は発動するため、オーバーヒートでのメモリー破壊を差し引いてもダダドゥを出した側が有利になるユニットと言えます。
ただし、この1ターン1行動の効果には抜け道があり、トラップなどのコストが0のカードは使えることと、出された側にオーバーヒートが残っているなら出された側はオーバーヒートでユニットを出すこともできることは覚えておきましょう。
THE ENDの対処
まず、THE END自体で盤面処理を始めると出した側はジリ貧です。なのでガーディアン等の盤面処理を強要させるユニットを展開するのが一つの対処です。ガーディアンを苦手とするのはオルディアと似ていて、やはりGODBOOK社総帥の別アバターなのだなあという気がします。
第二に各国の対策となり得る戦術の紹介です。ラピスならば2ターンかけて《双警機 アルト=オルト》、アサギリのコンボを成立させるといいでしょう。アルト=オルトをTHE ENDに殴り倒されないように身代わりの設置も忘れずに。お互いに1ターン1行動なので狙うチャンスはそれなりにあると思います。アサギリがないならボディ・スナッチャーでTHE ENDを奪ってしまうのもアリです。
タオシンならば《フェイロン・プログラム》で盤面を全破壊することが最有力かと思われます。龍軍師アドラで展開を確保するタイプのデッキなら、盤面処理が追いつかれることは少ないでしょう。
シェドならばメモリー7以上から《イデアン・マルチウェイ》を使ってTHE ENDの効果を消してしまうのが有効です。ソウルバーストでシヴァを出してTHE ENDを返したり《堕天妃の急襲》で攻撃不可にしたり、対処法は豊富な方と言えます。
マグナは《悪女 アラディア》でTHE ENDを奪えてしまえばそれが一番ですが確実とはいえません。完全な対処法とは言えませんが、《輝く非道 アンジェリカ》で《影の刺客 ベリージャム》を相手盤面に出すと時間稼ぎしやすくなるでしょう。ラスト・イム対策のひとつにもなる最近注目の一枚のようです。THE ENDによる行動制限でお互い手札がたまっていくので、《ヘルヘイム》の起動効果で相手の手札をウイルスだらけにするのも有りかもしれません。
ユニオンはソウルバースト「DOWN」からの全除去が有効ですが、相手もソウルバーストを切らせてからTHE ENDを出そうと考えるので、ソウルバーストの温存が一番の対策になるでしょう。
THE ENDの活用
THE ENDと相性がいいのは攻撃しなくても効果が発動するいわゆるシステムユニットや起動効果持ちのユニット、トラップなどです。(メモリーセーブは除く)
例えば私はこんなデッキを使っていました。ドンキヌコでスリップダメージを与えつつとユウナギでTHE ENDを回復させて長持ちさせる戦法です。まあラピスの場合は「白獅子やB3のナミをデッキから外してまですることか?」というと疑問ですけどね。
他にもバウンス効果を持つシンクタンクなどを採用したウイルスマグナのフィニッシャーとしてTHE ENDを採用したり、タオシンのソウルバーストを使ってTHE ENDを使いまわしたりといった活用法があるようです。
ちなみにパグノスケの「攻撃できない効果を無視して攻撃できる」効果でTHE ENDのロックを抜けられるか試したところ、上手く行きませんでした。
いかがでしたでしょうか?多少は参考になれば幸いです。