6月21日のカード調整について雑感
ナーフと強化合わせて9種類のカード効果が調整されることがウォーブレ公式より発表されました。簡単な調整内容をまとめると以下の通りです。ナーフされたカード3種類は一定期間分解Bitが多くなるので、分解するのは21日の調整後にしましょう。
調整(2018年6月21日メンテ明け以降)
闇影信仰ガイナー(ナーフ):3/3になりソウル消費3に増加
終末のソドム・第二形態(ナーフ):3/6に変更
次元修正タマゴマスター(ナーフ):1/2に変更
最終兵器魔神ハンニャ:9コストに軽減、USB条件大幅緩和
正義の女神ミア・ハリスン:3/5になる代わりに5コストに軽減
闇堕英雄グラント:3/1に変更。さらにデフォルトでクイック持ちに
絶対皇帝BIGBROTHER:3/3、単体バフ+3/+3か3ダメージになる代わりにコスト6
憤涙の白魔剣エリカ:コスト4に軽減
覚醒闇舞オトヒメ:コスト5に軽減、4/5に強化
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では詳しく調整を見ていきましょう
ガイナーはステータスが一回り小さくなり、ユニットを奪うのにソウルが3必要になりました。とはいえユニットを奪う本質的な部分が変わっていないのでまだ構築には入るでしょう。「元が強すぎた」の一言に尽きると思います。
ソドム2はステータスが一回り小さくなりました。これでもB1ソドムのステータス合計を1上回ります。ステータスの圧力はいくらかマシになるので採用率は少し落ち着く傾向になるかもしれませんが、手札事故を狩る性能は健在。完全に存在感が無くなることは無いでしょう。環境に蓋をする役割を担っていたカードの一つだったので、ソドム2のナーフでランクマッチ環境に多様なデッキが戻ってくるかもしれません。
タマゴマスターは復活前が1/2と1コスト相当、復活後は2/3と3コスト相当のステータスになります。1回でも復活さえすれば大きなアドバンテージだった状態からはいくらかマシになりますが、タマゴマスターの処理が苦手な国のアグロが復権できるかは未知数です。
攻撃力が1に下がったことで、攻撃力を下げるスペル等で封殺しやすくなるのも注目ポイントの一つ。環境の多様性を奪っていたカードなので、これを機に環境に多様なデッキが出てくるといいですね。
魔神ハンニャがアホほど強化を受けました。そもそも出せないという状況が激減し、7/7ガーディアンという性能を活かせるようになります。USBの条件も大幅に緩和。たった2回ソウルかユニットを奪うだけで発動可能になりました。USBの効果自体はあんまり強くないままなので、ステータスで押すユニットとしての側面が強くなるでしょう。
そして9コストのユニットが初めてカードプールに増えたことにより、プルンの変身効果が8→9と9→10で繋がることになります。役割の終わった8コストを7/7ガーディアンに変えるムーブはかなり強力でしょう。また、リノベーコで8コストのユニットを工事してハンニャ確定サーチ……なんてこともできるようになります。
ミア・ハリスンは軽くなったのがどれだけ影響するか未知数。4コストのギルダンやナミからすんなりつながったり、しぶとく生き残ったシュリに強化が間に合うコストになったので、フリーでもほとんど見ない状況からかなり変わるだろうと思います。
グラントはだいぶ入れ得なGCになった印象です。USB条件を満たせば5点飛ばせるのが強いことに加え、USBを使わずともすぐにバーストダメージを稼げます。同じクイック持ちでもデュカリスと差が大きすぎて震えます。
BIGBROTHERは効果とステータスが一回り小さくなる代わりに6コストになりました。タオシンに有力な6コストが増えたことを喜ぶべきか、4点飛ばせなくなったのを嘆くべきか微妙なところです。数値が変わっただけですが、運用方針は従来から結構変わるように思います。
エリカは純粋にコストが下がりましたが、沈黙に弱いのは相変わらず。序盤でソウルを一気に稼いでからエリカが通れば確かに強力ですが、果たして通せる状況が多いのかが不明です。プルンガチャの大外れ枠がズレる意味でも注目。
オトヒメは普通のバニラユニット相当として使えるコスト、ステータスになりました。メモリー8から他の軽量カードを使ってからオトヒメを出すというムーブが可能になったのでUSBも格段に発動しやすくなるでしょう。オトヒメが本格的に採用されるようになると玉手箱を防ぐために「差し押さえ」の採用がさらに増えてくるでしょう。
おわりに
ラピスやシェドの中核カードが弱体化された一方でウイルスユニオンはおとがめなし。ウイルスユニオンを他4国が追う環境になりそうです。USB持ちが多く強化を受け、ランクマッチで流れるBGMが多様化しそうなところが楽しみですね。
取り急ぎの内容ですが今回はここまで。それでは。